「脱サラして職人になりたい。でも方法は?」種類とフランチャイズ開業について

「脱サラして独立するにはどうしたらいいのだろう」、「どうしたら脱サラして職人になれるのだろう」などと興味を持ったとしても、実際にどうすれば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。フランチャイズ開業を中心に脱サラして職人になる方法や準備について紹介します。

脱サラして職人に どんな職人の種類がある?

脱サラして職人になる道にはどのようなものがあるでしょうか。以下で紹介します。

一からモノを製作する職人

このタイプの職人には、例えば、家具職人ですとか、工芸品の職人などがあります。しかし、そうした職人にチャレンジするというのはサラリーマンからの転身として現実的でしょうか。

中には、サラリーマンから果敢に職人の道に挑戦して、それで生活を立てられている方もいます。けれども、私たちが「やはりそうか」と思うように、その修行の道は苦労の連続になることも多いでしょう。すべて自分のデザインやアイディアをものとして作り上げることは「自由」ではあっても、競争が激しい市場で売るのですから、簡単ではありません。失敗した場合には人生設計のやり直しになり、次の就職活動も独立を目指す前の給与レベルを確保できない場合もあります。

リペア・修理職人

リペア・修理の職人は、水道・インテリアや家具・車などの修理でお馴染みの職種です。確かに水道・内装・車と、修理は日常的に発生しますので、技術があれば一からモノをつくるよりはハードルが高くないでしょう。

しかし、リペアというと、1回あたりの収益は小さいのではないか、あるいは同じものの修理がそんなに頻繁に発生するとは限らない、などの不安もあります。

例えば、駅にある靴修理屋さんなどは、靴だけでなく、カバンにカギにiPhoneに印鑑の取り扱いに、多種類の品目を置いているのはそれでないと儲からないのだろうか、と素朴な疑問を持ちます。

また、水道工事「パッキン工事5000円詰まりの修理8000円」などと書いた大量のチラシを見ると、営業で件数を相当取らないといけないのではないだろうか、と考えることもあります。

確かに一からモノを作るより参入のハードルが高くはなさそうに思えるが、修理業で生活を立てることについて見通しがつくか、というと難しい面もあるでしょう。

トータルリペア職人という選択肢もある

トータルリペアとは多種類の修理を引き受けるビジネスです。すでに50か国でフランチャイズ化されているビジネスで、伸びしろのあるビジネスといえます。

トータルリペアは多種類の修理技術を扱いますが、技術をどうやって身に着けるのかが気になることでしょう。多種類の技術を身に着けるといっても、長い期間修行ばかりしているのでは困ってしまいます。

トータルリペアの場合、実践に使える技術を身に着けるための研修システムが確立されています。技術をパッケージ化して、誰でも取り組めるようにしているため、一定期間の研修後は「車だけではなく、家具も内装もリペアできる職人」が次々に誕生することになるのです。また、研修や投資費用の目安も決まっています。

さらに、研修はパッケージ化され、技術を身に着けるまでに繰り返し研修を受けられるため、技術がいつまでも身につかないことへの心配の少ない独立方法です。

脱サラして職人に 3つの独立方法とメリット・デメリット

脱サラの方法にはどのようなものがあるのでしょうか。方法とそれぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。

独立開業のメリット・デメリット

独立開業を一から行う場合は、業種の選択に始まり、営業スタイル、働き方、仕事の選び方すべてが自分次第です。メリットをまず挙げるとすると自由さが挙げられます。会社に属さない、ということで得られるライフスタイルの自由さにあこがれ、ライフスタイルを変えるために独立する方も多いでしょう。

しかし、なんでも自力でやろうとすると、業種によっては大きな資本と多大な労力を必要とします。モノづくりであれば材料・資材費・道具の費用、そして営業費用もすべて自分で捻出する必要があります。
また、独立した当初は信用もなく、銀行取引・クレジットカード・事務所の賃貸など、すべて会社員のころにはそれほど問題にならなかった取引がうまくいかないことも覚悟したほうがよいでしょう。これらのデメリットを乗り越えないと脱サラして「自由」になるという理想論だけに終わってしまいます。

職人修業から独立開業

「職人」の場合、最初はどこかで修行をし、技術を学んだ後に独立ということが考えられます。家具や工芸品の工房の場合、ある程度の技術を認められて「のれん分け」となるパターンが独立のあり方のひとつの定番です。そばやすし職人なども同様の独立のあり方が多いです。

この場合のメリットは、雇われている弟子の間は、雇用契約・雇用制度による身分の保証があることや、大きな額の初期投資を自分だけでする必要がないことなどです。

しかし、職人の場合は、その道に入ってから一定の技量を身に着けるまで、修業期間が非常に長いこと、修業期間の間に、多額の自己投資を行って苦労することもあり得ます。あるいは弟子の身分のまま長く修行をし、体力が衰えて独り立ちできなかったりと、道に入る際に思い描いていたものとは異なる事態が生じる場合もあります。

また、職人も雇われている弟子だけではなく、会社組織人であることが多くあり、「脱サラでライフスタイルの自由が欲しい」と思う人が選択肢にするには、イメージと実際のギャップを感じる場合もあるでしょう。

フランチャイズによる独立とは 

フランチャイズは、独立事業主です。雇われているわけではなく、フランチャイズ契約で定められた条件を守ればよいため、会社員のような決まった時間の通勤や、上司の小言からは開放されるでしょう。それでいて、師匠について修行をするのと同様に、研修でスキルやノウハウを身につけられます。

もちろんビジネスの種類によっては、研修に長い時間を取られ、開業まで時間がかかることもあります。また、ノウハウを加盟店と運営会社との間で守っていくには契約上のルールや加盟店としての約束事があり、そこは若干の堅苦しさがあるかもしれません。デメリットというとこれらの点が挙げられるでしょう。

しかし、スキルやノウハウを身につける研修は、効率よく投資が自分に還元されるものです。比較的短期間の間でスキルを身に着けられ、独力で生計を立てられるため、会社員の時代の努力よりは、個人にとってフェアなものに感じられるでしょう。さらに、フランチャイズビジネス全体で築いたノウハウを利用することで、独立する際につきもののマーケティングの不安も軽減できます。

また、フランチャイズでは研修・機材代などの初期投資額が契約によって定められており、条件と支払うお金の関係が明確です。選べる業種も多種多様で、自分で一から独立するときよりはるかに不確定要素が少ないです。フランチャイズは、低リスクと言えるでしょう。

フランチャイズで職人になる方法とは

フランチャイズで職人になるためには、どのようなものが必要でしょうか?

用意するものは? 開業資金・店舗は?

例えば先ほど紹介したトータルリペア職人を目指すには具体的にどうしたらいいのか、用意するものをご紹介します。
まず、お店は必要ではなく小さな作業スペースさえあれば自宅でも開業が可能です。車のホイールの修理の場合でしたら、3畳ほどのスペースがあれば作業ができます。

営業用の車両は必要です。リペアビジネスは、基本的にお客様のお宅にお邪魔して、作業場に持ち帰って修理する必要があります。その場で修理ができるものもありますが、そうなると、多種類の修理には対応しにくいです。

次に、資金ですが、トータルリペアビジネスの開業は、例えばトータルリペアの場合、自己資金としては150万円程度から開業が可能になり、大きな投資額は必要としません。その他機材費や、フランチャイズ加盟店の加入費用がかかりますが、もしも資金が足りない場合は、独立する際に多くの方が利用する低利率での公庫融資の利用が可能です。

時間はどれくらいかかる?

開業までの時間は、最短で30日の講習を終えたら可能とされていますが、それ以上に研修期間をとり、多種類の修理に対応できるようにする、あるいは技術を十分身につけてから開業する人もいます。

職人は技術がものをいう世界であるだけに、トータルリペアビジネスの開業に向けてきちんと技術を身に着けたほうがよいでしょう。それでも年単位の修行が必要というわけではありません。

研修はどういう内容?

トータルリペアビジネスの研修では、独立を考えて、フランチャイズへの加盟前に会社に通いながら研修を受ける方も少なくありません。トータルリペアの研修でスキルを身につけてから、フランチャイズに加盟することでそのまま職人になれます。

脱サラして職人になるには、資金準備と修業期間が必要

一人で開業を目指すとなると、見通しが不透明で金銭的なリスクもあります。期間が定まっている研修を受けれ職人修業をしたうえで、初期投資を収益で回収できるフランチャイズでの職人としての独立は低リスクの賢い選択肢の一つでしょう。
トータルリペアビジネスのフランチャイズ加盟や、研修については、説明会が開催されています。ビジネスの詳しい説明や、研修の様子を実際に見聞きすることにより、納得したうえで始められるでしょう。自由なライフスタイルと、職人になる夢の両方の実現に十分手が届くといえるトータルリペアビジネス。まずは説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

参考:人生は何度でもやり直せる。2度の脱サラを経て辿り着いた、バイオリン工作教室という道 - アントレ STYLE MAGAZINE