脱サラ起業におすすめの仕事図鑑

脱サラして起業するときにはどんな仕事を選ぶと良いのでしょうか。「起業するなら、家賃がかからない、人を雇わない、在庫を持たない」、「起業するなら、お金・時間をかけずに小さく始めよ」これらは起業するにあたり、よくいわれることです。では、起業するのに、初期費用として大きな額の投資をすることなく、一人で立ち上げられる、固定費・在庫がない、もしくは少ない仕事はどのようなものがあるのでしょうか。

Web起業でできる仕事

Webで行う脱サラ起業は、自宅でインターネットを通じてモノの販売や、サービスの提供を行うので、家賃がかからず、固定費がかかりにくい起業の典型例です。

ネットショップの場合に、在庫を持つ場合を除けば、在庫もありません。また、在庫を持ったとしても、「売れたら仕入れる」と調節がしやすいことから、かかる費用が少なく、大きなリスクになりにくいのが特徴です。ハンドメイドの場合は、無在庫・受注販売が可能です。

ただし、Web起業のうち、クラウドワークスやメルカリ・ココナラなどの「プラットフォーム」で行うビジネスは、単価が比較的に低いため、収益が上がりにくいことから、どちらかというと副業向きであるといえるでしょう。生活するには、同じ仕事でも他の販売チャネルと組み合わせて収益性を上げる必要があります。

ネットショップ

  • 仕事内容

Webでお店を出して、物販を行う仕事。商品の仕入れ・発送・在庫管理・商品の陳列にあたるホームページのメンテナンスが日常の仕事です。

  • 開業のために用意するもの

PC・お店のホームページとレンタルサーバ。

  • 開業費用

ホームページ制作費・サーバ代がかかります。レンタルサーバとホームページがセットになっていて、安価なものでは2000円くらいから始められます。

クラウドソーシング

  • 仕事内容

Webデザイン・ホームページ制作・プログラミング・ライティングなど多数のフリーランス向けの仕事がクラウドソーシングサイトで閲覧可能です。フリーランスは仕事に応募し、依頼主と契約して、それぞれの仕事を行います。請負または業務委託契約が基本的な契約形態で、雇用ではありません。

  • 開業のために用意するもの

PCは必須です。仕事によってはソフトウェアを新たに購入するなど、追加の経費が掛かることもあります。

  • 開業費用

0円で始められる。

英会話・各種学習の講師

こちらもWebでサービスを提供できるビジネスです。オンラインで行う場合・出張する場合は、家賃をかけず、在庫を持たず、たった一人でも起業が可能です。

スカイプ英会話などは、外国人より日本人講師の方が初心者向きということもあり仕事は多くあります。学習コーチ・学習塾の講師などを兼業することも可能です。TOEICで高得点をとっている方などは、起業する業種として適していると考えられます。

Web英会話講師

  • 仕事内容

受講を希望する方に英会話を教える仕事です。サービス提供者のサイトにメンバー登録をし、スケジュールを登録することにより受講希望の生徒を確保できます。

  • 開業のために用意するもの

出張講師の場合は、身ひとつで会場に足を運べます。Web講師の場合、ZoomやSkypeなどのオンライン会議システムや教材があれば他に用意するものは基本的にはありません。

  • 開業費用

0円で始められる。

各種のコンサルタント

ITコンサルタントをはじめ、各種のコンサルティング業は、スキルさえあれば、自宅で即開業できます。
士業・カウンセラーなどと同様、集客に課題は生じますが、ITコンサルタントの場合などはマッチングサービスなどを利用すると、高収入の大きなプロジェクトに参画できることもありますし、脱サラ前のコネクションを活かした営業活動が可能です。

コンサルタント

  • 仕事内容

ITソリューションの導入、経営、起業など、各専門分野の知見を活かしたアドバイスを行います。

  • 開業のために用意するもの

PC・携帯電話・電話会議システムなど、顧客と通信する手段があり、スキルがあれば始められます。大半の場合、集客のためホームページを準備する、コンサルタントの登録ができるサイトに登録するなどの集客対策は必要です。

  • 開業費用

自宅での開業を前提とすると、0円で始められる場合が多いです。基本的に顧客に会う、コミュニケーションをするための費用以外にはかかりません。

ITエンジニア

ITエンジニアのスキルがあると、各種のマッチングサイトなどにもみられるように、脱サラ起業することが比較的に容易です。プログラマ・フロントエンドエンジニア・システムエンジニアなど、常にフリーランスを対象とした求人が公開されています。

フリーランスITエンジニア

  • 仕事内容

プログラマ・フロントエンドエンジニア・システムエンジニア・データベースエンジニア・ネットワークエンジニアなど、各自の専門領域で開発・保守業務を行います。専門領域によって、IT人材の人手不足もあり、経験・スキルさえあれば、仕事が非常に多い点が特徴です。

  • 開業するために用意するもの

作業用のPCが必要です。

  • 開業費用

0円で始めることが可能です。

士業・資格を必要とする仕事

これから脱サラしようという方には資格をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。税理士・弁理士・社会保険労務士・行政書士などの士業や、心理カウンセラーなども、脱サラして起業する際には適しています。

事務所を持てば、家賃がハードルにはなりますが、自宅で開業している方も多く、軌道に乗ってきたところで事務所を持つことで手堅い独立をすることが可能です。

集客は当初なかなか厳しいこともありますが、独立するのに代表的な事業のひとつです。以下では、一例として皆さんの生活になじみの深い社会保険の専門家について紹介します。

社会保険労務士

  • 仕事内容

社会保険・労働保険・厚生年金などの届出・届出書面作成を行います。就業規則の作成・相談業務も社会保険労務士の業務で、就業規則に関する相談の他にも人事労務に関する相談業務を引き受けます。社会保険・年金保険料の計算もできるため、給与計算業務を行う社労士が多数です。

  • 開業のために用意するもの

事務所を用意する必要があります。依頼者の秘密を厳守するために必要な設備、例えば鍵付きの書類キャビネット、相談のために他のスペースから独立したスペースが事務所には必要です。自宅を事務所にすることは可能であるため、相談と執務のための部屋を用意して開業します。

  • 開業費用

自宅開業を前提とすると、東京都社会保険労務士会の場合、登録免許税・登録手数料・入会金・社労士会年会費合わせて20万6000 円ほどかかります。

*ただし、今から資格を取る場合は、その費用が上乗せになりますし、合格まで時間がかかることから失敗しにくいとまではいえないことには留意が必要です。

田舎への移住でできる仕事

今までみてきた仕事とは視点が異なりますが、田舎への移住により、脱サラ起業の選択肢を広げられることをご存じでしょうか。
同じネットショップでも、「産地直送の野菜を売る」「特産品を売る」といったことが可能になり、商材の幅を広げることができます。田舎では諸経費が安く、家賃も安いため、規模を大きくするのが容易な場合があります。士業では、田舎の競争が少ない地域で開業したらうまくいった、というケースもあるため、田舎での脱サラもおすすめです。

変わったところでは、「地域おこし協力隊」への参加というのがあります。任期の間、自治体の非常勤職員となるのが一般的で、すぐに脱サラ独立できる仕事ではありません。しかし、自治体が定住を促すため、起業をバックアップしてくれるなどの特典があります。起業の準備として、人脈をつくる・リサーチをするのに役立つ仕事なので、紹介します。

地域おこし協力隊

  • 仕事内容

地域振興のためのPR・広報活動・イベントの企画および実行・地域振興プロジェクトへの参加など、多くの仕事があります。

  • 用意するもの

募集要項にある書類・志望動機書などを揃える必要があります。

  • 必要費用

引っ越し代がかかります。それ以外で持ち出しの費用などはありません。非常勤としての給与や、場合によって活動費の支給があります。

スキル・アイディアはないが、独立したい場合の仕事

どうしても脱サラ起業したいけれど、なかなか一人でアイディアを出すことが難しい場合や、活かせるスキルがない場合にも適したる仕事があります。それは、フランチャイズに加盟して行うトータルリペアです。
全国どこでも開業することが可能なので、田舎暮らしを考えた場合にも、適した仕事です。

トータルリペア

  • 仕事内容

車や、家具・インテリアなど、身の回りにあるものを修理する仕事です。訪問先、または、自宅の作業場で修理をします。

  • 開業のために用意するもの

バンのように、モノを運べる車と材料が必要です。スキルは研修で十分学ぶことができます。

  • 開業費用

最低運転資金として150万円は用意しておきます。

まとめ

脱サラ起業におすすめの仕事図鑑いかがでしたでしょうか。ここに紹介した仕事を検討してリスクの少ない起業を行い、ぜひ失敗なく脱サラを成功させましょう。

 

参考: