独立に失敗する人には共通点がある?独立失敗例と成功のための準備・方法を解説

会社勤めの不自由さから独立を夢見る人は少なくありません。しかし、安易な独立が人生を大きく狂わせる結果を招くこともあります。独立を成功させるためには、成功例だけではなく失敗例から学ぶことが大切です。ここでは独立して失敗する人の特徴や失敗事例を見ながら、失敗しやすい人とはどのようなタイプかを分析し、さらに独立して成功するための考え方や準備・方法について解説していきます。

独立して失敗する人の特徴

下準備ができていない

ろくに下準備もせずに勢いに乗って独立してしまうと、成功までにかなり苦労することになります。
独立後苦戦する人は、事前の情報収集が不足している場合がほとんどです。また、自分の適性を理解していなかったために、まったくうまくいかず泥沼にはまってしまうということもあります。
例えば、あまり人付き合いが得意ではないのに、対人が多い仕事を選んでしまうと毎日が苦痛に感じます。あらかじめ事業が回らないときの、生活費の補てん方法を準備していないなども行き詰まる原因となります。

計画の見通しが甘い

独立の良い面ばかりを見てしまい、あえてマイナス面を見ないようにするという人も失敗する可能性があります。
どのような業種であっても、失敗例を聞かずに成功例だけを聞いて判断するのは危険です。
投資してから資金回収までの期間をシビアに計算できないなど、見通しが甘すぎるのは禁物です。また、独立に憧れながらも、会社員癖がなかなか抜けない人もいます。独立後は保険関連や税金など、すべての手続きを自分の手で行わなければなりません。
サラリーマンであれば有給で病状が回復するまで闘病に専念でき、それが福利厚生として当たり前になっていたけれど、個人事業主になれば緊急時のことも予想して自分で備えておく必要があります。

独立の方向性を間違えている

独立の方法を吟味せずにいきなり新しい事業を始めてしまい、まったく軌道に乗せられないというケースもよくあることです。
自分の熱意やイメージだけでは、商売が成り立ちません。市場のニーズの把握ができていないと、独立開業を果たしても閑古鳥が鳴くばかりの結果となります。

独立の失敗例

過大な初期投資

独立直後の過大な初期投資は、後々自分の首を絞めることもあります。利益が順調に上がり、収支が予測通りであれば問題はありませんが、最初から店舗やオフィスに投資をし過ぎると事業継続どころではなくなる事態も考えられます。

自己資金がゼロで分不相応な借入をした場合も同様です。どこまでの投資であれば、早期回収の見込みが立つのかをしっかりと考えて、判断を下す必要があります。

ビジネスのノウハウ不足

独立開業してみてから、実はビジネスノウハウがまったく不足していたことに気づく人もいます。
安易に考えすぎていて見込み客がなかなか顧客化できない、取引先が開拓できないといった状況になる例も少なくありません。
初期投資の負担軽減を考えて屋台系飲食の事業を始めたものの、想定していた出店場所の確保ができなかったなどで売上が上がらないといったケースもあります。

スキル不足

フリーランスとして独立したが、受注した業務についてクライアントの要望に応えられず、スキル不足を痛感させられるということもあり得ます。
会社に在籍しているときには、周囲のフォローもあり、意外と自分の本当のスキルがわかっていないかもしれません。請負業務で思っていたような案件が取れず、単価の安い仕事に追い回されると、サラリーマン時代よりも労働条件が悪化してしまいます。

独立して成功するための考え方

慎重に検討を重ねる

独立して成功するためには、まず独立動機を明確にすることが重要です。なぜ独立するのか、独立してどうなりたいかを自身でしっかりと理解しておかなければなりません。
自分の年齢や家族構成など、生活の変化を計画に盛り込むのも忘れないようにします。「稼げない」場合を想定し、対策を考えるなど、あらゆる面からの慎重な検討が必要です。

可能な限り資金を集める

事業開始に当たっては、身内はもちろんのこと公庫などなるべく低金利で借りられる先を探し、可能な限り資金を集めます。事業の運営中に、万が一にも資金ショートを起こさないためです。
固定費を極力抑える工夫をするなど、細部を考慮しながらムダのない運営を心がけます。また住宅ローンなどの長期大型の支出が明暗を分ける場合もあるので、独立前から検討材料としてください。

最悪を想定する

借入と返済は、収入に合わせて設定していきます。どんなに儲かりそうな事業でも、毎月の支払が大き過ぎると万が一の際に続かなくなります。常に最悪の状況を想定しながら、物事を判断するようにしていきましょう。

独立して成功するための準備・方法

「独立」を理解しよう

独立のよいところは、自分次第であることです。成功すれば収入的、時間的にもまたやりがい的にも、サラリーマン時代より高い幸福感を得られるチャンスがあります。しかし、一方で成功の保証も、収入の保証もありません。これを理解し、受け入れることができないのであれば、独立はあきらめた方がよいでしょう。

調査を徹底しよう

独立後にどのような事業を行うかを決める際には、徹底した調査を行います。
少子高齢化が進み、国内市場が縮小してもニーズが途切れず、長く継続できる業界にはどんなものがあるのか。一見地味に見えても、将来にわたり確実に稼げる職種とは何でしょうか。
あまり知られていない業界に、大きな可能性が秘められていることもあります。独立に当たっては、サラリーマン時代には知らないことをすべて吸収するつもりで調べ尽くしましょう。さまざまな独立の種類を研究し、自己分析の結果と照らし合わせて自分の適性と一致できる方法を探します。せっかく独立しても、日々嫌な思いをしながら仕事をしては何にもなりません。

フランチャイズを活用する

独立を成功させるための有効手段として、フランチャイズの活用がおすすめです。フランチャイズというと、飲食店やコンビニをイメージしますが、1人から始められる業種もたくさん存在します。
資金が少なくても開業が可能な業種や、店舗がなくてもスタートできる業種もあります。フランチャイズで成功するためのカギとなるのが、ノウハウをしっかりと提供してくれる本部の選定です。例えば、トータルリペアの場合には、長い経験・実績により多彩な事業モデルが提供されています。未経験でも研修制度が整備されているので、不安がありません。
自宅で開業して初期投資を抑え、ある程度軌道に乗ってから事業所を開設したという先輩もいます。地域のニーズを見極めることで、他社との差別化を図り、順調に事業継続を成功させている例が数多く見られます。

まとめ:独立失敗の最大の原因は意識の不足

「自分でもできるのではないか」「サラリーマンよりも向いているのかも」そうしたふんわりとした意識のままいきなり会社を辞めてしまうと、独立で失敗する可能性が高くなります。独立がどういう状況を指すのか、現実的な視点をしっかりと持って準備・計画していくことが重要です。何もノウハウをもたずに独立開業するのでは、将来的な見通しが立ちません。フランチャイズなどを活用し、自分に不足している部分を補える方法を選択していくのが賢明な策といえるでしょう。

 

参考: