自宅でフランチャイズビジネスを開業するメリット・デメリットとおすすめの業種

自宅でフランチャイズビジネスを開業する例は、最近業種も増え、注目されています。今回はそのメリット・デメリットのほか、自宅でフランチャイズ開業ができる業種とそれらを選ぶ視点について紹介します。

自宅でフランチャイズビジネスを開業するメリット・デメリット

自宅でフランチャイズビジネスを開業するメリット・デメリットをご存じでしょうか。
基本的には、フランチャイズビジネス・独立経営の場合ともに、自宅開業には共通して次のようなメリットがあります。

メリット

  • 店舗の家賃は0、その他の固定費も少なくて済む

独立開業するには、月々の固定費を少なく抑え、運転資金が枯渇しないように留意して営業を行うことが重要な課題となる。家賃の必要がない自宅開業では、開業したての事業規模に見合った固定費に抑えることができる。

  • 初期投資も少なめの業種が多い

初期投資が多めであると、それだけ回収リスクを多く背負わなければならないため、リスクは合理的な範囲に抑えることが成功のポイント。

  • 店舗型だと営業エリアの制約があるが、無店舗型にはない

無店舗型ビジネスでは、通常Webを通じて全国規模でもビジネスを展開できるため、ひとつの地域の需要だけに縛られない。需要が枯渇しにくい。

  • 通勤時間がなく、時間が有効に使える

自宅=職場で、時間のやりくりによっては本業に専念しやすい。

上記のとおりメリットが多い一方で、次のようなデメリットもあります。

デメリット

  • さまざまな営業努力が必要

Web集客に多くの時間を費やすことや、自分で足を動かしてお客様開拓することが必要になる場合が多い。

フランチャイズで開業するメリット

フランチャイズビジネスにも多くの自宅開業が可能なものがあります。フランチャイズビジネスで自宅開業する場合には、自宅開業のメリットに加えて、次にあげるフランチャイズのメリットも生かすことができます。

  • 本部の経営指導がある
  • マーケティング指導・ノウハウの伝授がある
  • 集客も本部が支援してくれるフランチャイズがある
  • スキルを身につけられる研修がある

また、フランチャイズのブランドによる信用で商売ができることは、開業したてで信用の足りない状況でも、信用を補ってもらえるメリットがあるといえるでしょう。

無店舗型のフランチャイズビジネスにはどういうものがある?

インターネット時代ですので、世のなか全体に店舗を使わなくてよい形態の商売が増えています。フランチャイズでも自宅開業が可能な業種が多くあり、ネットビジネス並みの初期費用でできるフランチャイズビジネスもあります。

下記が無店舗でも行えるフランチャイズビジネスの一例です。

  • 探偵事務所
  • リペアビジネス
  • ハウスクリーニング
  • 出張型健康マッサージ
  • 食品・物品販売
  • 営業代行

では、これらの無店舗の自宅開業可能なビジネスで、できるだけ早く手堅く、採算が取れるようにして生活を成り立たせるにはどうすればよいのでしょうか。

サラリーマンからの独立の場合、それなりの覚悟と努力がいる面がありますが、まずしておくべきことは、各ビジネスの収益モデルを検討することです。そして、採算がどうしたらとれるのか、慎重かつ具体的に行動に落とし込むことができるようになるまで考えることでしょう。

収益モデルを検討し、行動レベルに落とし込んで納得できれば、自宅開業の「固定費がない」「初期投資が少なめである」という資金面での大きなメリットを生かした経営を行い、事業を軌道に乗せることが可能となります。

 

 

 

 

 

自宅でフランチャイズ開業 月収支のモデルケースの比較

自宅でフランチャイズ開業する場合の2つの収支モデルのケースを取り上げ、比較してみました。

下記の表では、一人で自宅開業できるビジネスとして、高齢者向け弁当の宅配業の自宅開業の場合と、トータルリペアという多種類の修理ビジネスを取り上げて比較しています。トータルリペアは、家具・インテリアや車のホイールなど多種類の修理をおこなうフランチャイズビジネスです。

表:自宅開業フランチャイズビジネスの比較(仮に売上100万円の場合)

※売上や利益を保証するものではありません

 

弁当宅配業者

清掃業者

トータルリペア

売上/月

100万円

100万円

100万円

原価

約41万円

約3万円

約5万円

紹介料

30万円

粗利

約59万円

約67万円

約95万円

経費

約27万円

約12万円

約9万円

(ロイヤリティ)

0円

6万円

6万円

(保険料)※1

 

1万円

(携帯ガソリン代)

 

 

約2万円

(システム利用料)

3万円

1万円

(広告費)

約2万円

(印刷費)

 

約3万円

 

(水光熱費)

2万円

(燃料費)

1万円

(雑費)

13万円

(家賃)

8万円

0円

0円

利益/月

約32万円

約55万円

約86万円

※1 万が一お客様にご迷惑をお掛けしてしまったときの賠償責任保険

このように、トータルリペアは原価も経費も非常に少ない点が注目されます。なお、トータルリペアの場合、材料費は修理する品目によって上下しますが、売上の約5%となりますので、それでもなお低い原価であるといえるでしょう。このように、原価・経費に押されず、利益があがりやすいので、それだけ独立後の生活も軌道に乗りやすいといえます。

自宅で開業できるトータルリペアのすすめ

上記の収益モデルの比較で既に紹介したトータルリペアですが、もう少しビジネスを詳しく紹介します。

トータルリペアとは車・住宅のインテリアなど、多種類の修理を扱うビジネスです。自宅で一人でもできるフランチャイズビジネスの代表です。

本部のしっかりしたサポート体制のもとで営業活動ができることから、自宅開業のフランチャイズビジネスのなかでもさらに多くのメリットが生じるビジネスです。

例えば、

  • 基本は無店舗出張サービスで、自宅の作業場は必要な場合でも2畳ほどで対応が可能。
  • 材料費が固定費にあたるものの、額としては安価。売上の約5%が目安
  • フランチャイズ本部の施工依頼向けホームページも利用して受注を行うことができるなど、マーケティング支援がある。
  • 必要な在庫が少ない。
  • 修理スキルが研修で身につき、スキルが身につくまで繰り返し無料で受講が可能。
  • 開業融資も日本政策金融公庫の融資が使える。

他にも、働き方や個人の志向次第ですが、こんなメリットもあります。

  • 好きなことができる:車が好きな人、木のモノづくり、手先を動かして普段からモノを直すことが好きな人にはうってつけ。
  • 業務時間を自分で設定できる:ワークライフバランスを取れるようにすることも可能。

フランチャイズは、メリット・デメリットを踏まえて手堅く始めよう

世のなかにはさまざまな業種のフランチャイズがありますが、それぞれの特徴や必要な資金など、条件は異なります。フランチャイズ本部からの支援が受けられる・ブランドの信用のもと商売ができるメリットがあっても、フランチャイズだから開業も安心とまではいえません。

そこで、家賃が0円・資金面でのメリットが大きい、自宅開業のフランチャイズビジネスを選ぶことにより独立開業のリスクを抑えましょう。例えば自宅開業が可能なトータルリペアのようなビジネスを選ぶと、手堅く開業できるため、フランチャイズビジネスとしておすすめです。

 

参考: