個人事業主におすすめの職種29選|業界別・個人や夫婦におすすめの仕事

自営業・個人事業主・フリーランスの違いとは何でしょうか? 個人事業主・自営業・フリーランスの違いと、個人事業主が経営する事業のなかで、おすすめの職種を紹介します。

自営業・個人事業主・フリーランスの違い

自営業

自営業は、自分で事業を起こしている人全般をさす社会的な総称です。そのなかには、個人事業主・フリーランス・法人の会社社長が含まれます。

個人事業主

個人事業主は、法人を設立せずに個人で事業を運営し、税務署に開業届を出している人をさす法律に基づいた呼び名です。そのなかに、法人は含まれません。

フリーランス

フリーランスは、働き方をさす言葉です。フリーランスとは、複数の企業や団体と雇用契約を結ばずに、依頼案件ごとに請負などの契約を結び、独立して仕事をします。自分のスキルや資格を活かして、企業から仕事を請け負い、場所と時間にとらわれず自由に働けるのがフリーランスです。
フリーランスのなかには法人を設立せずに、開業届を出している人もいます。そのため、フリーランスには個人事業主も含まれます。ただし、個人事業主でも飲食店や店舗を構える小売店などは、企業から請負をせず、働く時間と場所もほぼ固定しているため、フリーランスとは呼ばれません。

個人事業主・具体的なおすすめの職種

開業しやすい

  • クリエイティブ業界:デザイナー、イラストレーター、ライターなど

自宅で開業でき、初期費用もさほどかかりません。クラウドソーシングや業務委託専門紹介エージェントの仕組みも整っており、パソコンと専用ソフト、インターネットがあれば事業をはじめられます。

  • 教育・スクール業界:料理教室、書道教室、英語教室、陶芸教室など

自宅を教室にする、開講日に公的な施設を借りる、オンライン教室にするなど工夫をすれば、初期費用を抑えて開業可能です。また、編み物教室や手芸教室など、日頃の趣味を生かした教室の運営もできます。

  • 雑貨、洋服や小物、食品、健康食品などのネット販売=小売業界(EC):

店舗を持たずに、費用を抑えて開業、商品販売が始められる。営業時間や決まった商圏に制限されず、24時間・日本全国あるいは全世界へ商品の販売が可能です。プログラミングの知識がなくても、楽天やAmazonなどへのモール出店、ECサイトに必要なアプリケーションを、ネットワークを介して提供するASP、オープンソースのECサイト構築ソフトを利用すればネットショップが持てます。
始められやすい反面、競合が多く集客に苦戦することもあります。副業や週末起業からはじめるのも1つの利点でしょう。

安定して長期的に稼げる

  • 不動産業界:マンション・アパート経営、駐車場経営、貸し倉庫経営

はじめにある程度の資金が必要だが、借主がいる限り賃料が定期的に安定して収益があります。

資格がなくても稼ぎやすい

  • 自動車修理、自転車修理、靴の修理、家具の修理などその他修理業界:

初期費用を抑えて少ないスペースで開業できるだけではなく、修理業は利益率が高いです。また、お客様を満足させる技術があれば、資格は問われにくくなります。

資格を活かして高収入を狙える

  • 医療業界:個人経営の病院や医院、クリニックなどの開業医

開業医は、大きな病院や大学病院で医師として実務経験を積んだ後に開業することが多いです。医師は人の生死に関わる重要な仕事であり、社会的信用も高いです。しかし、開業医としてキャリアをスタートするには、資金や環境面でのハードルがあります。医師は、医学系大学で6年間勉強したあと、医師国家試験に合格して医師免許を取得します。さらに研修医として2年臨床研修を修了する必要があります。
歯科医師は、歯科大学や大学の歯学部などで6年間勉強したあと、歯科医師国家試験に合格して歯科医師免許を取得します。さらに指定の病院などで1年以上の臨床研修を修了する必要があります。

  • 公認会計士、弁護士、税理士、不動産鑑定士、行政書士など士業業界:

士業は士がつく専門資格職業の俗称。士業には専門性の高い職業が多く、その仕事は法律で規定され、名称独占資格と業務独占資格が与えられています。名称独占資格とは、資格がない人でもその業務に従事できるが、資格名称(肩書き)は有資格者しか名乗ることができません。業務独占資格は、有資格者のみが独占的にその仕事を行うことができます。士業は、国家資格が必要となるものがほとんどです。

女性に人気

  • 美容業界:美容師、ネイリスト、エステティシャン

美容に関する独自性のある美意識と高い技術があれば、高収入を手にすることも夢ではありません。美容師になるには、美容師国家試験に合格して、美容師免許を取得する必要があります。
ネイリストに必須の国家資格はありませんが、実際のサロン求人では、資格保有者を募集しており、プロで仕事をしている人のほとんどが資格を保有しています。
エステティシャンに国家資格はなく、資格は必須ではない。「日本エステティック協会」と「日本エステティック業協会」が設定している「認定エステティシャン」資格が一般的に認知されている民間資格です。

理想のライフスタイルを追求できる

  • 農家、漁師など第一次産業界:

地元にUターンする、憧れている土地に移住する、田舎暮らし、自給自足の生活など、農家や漁師などをしながら自分の理想とする暮らしができます。

  • IT・クリエイティブ業界:

プログラマー、Webデザイナー、カメラマン、イラストレーター、ライターなどの仕事は、インターネットを介して、仕事の受注から納品まで行うことができます。その特性を生かして、ノマドワーカーとして自宅や事務所に縛られずに好きな場所で仕事をすることも可能です。在宅で働けば育児や介護などと両立しやすくなります。

夫婦経営にピッタリ

夫婦経営に向く仕事には、コンビニエンスストア、保険代理店、販売代理店、弁当屋、飲食店、小売店、掃除代行などがあります。コンビニエンスストアや飲食店などは働き手として家族が参加できると従業員を雇うリスクを下げられます。飲食店開業には、食品衛生責任者や防火管理者などの資格や必須の届け出があるので注意が必要です。また、保険代理店や販売代理店は、自宅を事務所にして開業できます。

夫婦で同じ目的に向かって仕事をすることで、家族と過ごす時間が増えることで、夫婦の絆が深まることもあるでしょう。

フランチャイズでも個人事業ははじめられる

個人事業主は、フランチャイズに加盟して開業もできます。フランチャイズでは、本部のブランド力や蓄積されたビジネスノウハウが利用でき、個人起業より早く事業を軌道にのせられる可能性があります。
夫婦経営向きのコンビニエンスストア、保険代理店、販売代理店、弁当屋、飲食店、小売店、掃除代行などの職種は、夫婦をターゲットにした大手フランチャイズチェーンの募集が多くあります。
資格がなくても稼ぎやすいリペアビジネスもフランチャイジーを募集しています。例えば、トータルリペアです。修理業は、職人的な技術と知識が求められるため未経験での参入は難しくなりますが、フランチャイズなら技術指導が受けられ未経験からでも始められます。トータルリペアなら、初期費用と固定費も低く、高い利益率で高収入が目指せます。

まとめ

個人事業主の職種には資格が必要なものもあります。国家資格が必要なものは難易度も高くなりますが、高収入が期待できます。資格が必要ないもので未経験で開業できても、ビジネスのノウハウ構築は自分で失敗を繰り返して積む必要があります。個人事業主の職種には、フランチャイズで経営できるものもあります。フランチャイズなら、本部のサポートで開業できたり、ビジネスノウハウを活用できたりするので、検討してみるとよいでしょう。