未経験から独立可能なおすすめの業種5選

いまの仕事をやめて独立してみたいとは思うけれど、どの仕事を選ぶべきか迷ってはいませんか? テクノロジーの進歩やマーケットの変化が速い現代社会では、ますます将来の見通しが立ちにくい社会状況です。高度経済成長期やバブルに絶頂を迎えていた日本を代表する大企業の中には、倒産や海外資本からの買収の憂き目にあった例もあります。

予測のできない不確かな社会においては、組織に依存せず独立して自分のビジネスをする、柔軟に働き方を変化させるのも選択肢のひとつです。そこで今回は、独立におすすめの業種・職種を紹介します。未経験からでもはじめられる仕事は、意外とたくさんあります。選択肢を比較検討して自分にあったビジネスを見つけることで、人生100年時代を生き抜きましょう。

独立開業に適したおすすめの業種・職種5選

いまの仕事を辞めて独立したい。日本人労働者の8割以上はサラリーマンとして会社勤めをしているため、脱サラしてビジネスで成功したいと大志を抱いている人も多いでしょう。個人事業主か法人かはともかく、独立して自分のビジネスを持つことができれば、仕事の裁量権が増えることは確実です。金銭的な対価だけではなく、自由に人生を謳歌する時間を手に入れましょう。ビジネスをはじめるのに、遅すぎるということはありません。「今が一番若い」(永六輔氏の言葉)という名言がある通りです。

スマホ修理

スマホ修理は、スマートフォンの画面が割れた、イヤホンジャックが壊れている、本体にヒビが入っているなど、日常生活で破損してしまったスマートフォンを修理、補修するビジネスです。街中では小さな敷地面積の店舗で開業しているところを見かけたことがあるでしょう。

ウェブサイトの閲覧や動画視聴など、インターネット上のサービスを利用するとき、使用する端末はパソコンからスマートフォンへ移行しています。コンビニでのお会計や銀行振込など、スマートフォンは生活インフラとしても認知度を高めており、1人で2台以上保有する人もいます。ですから、修理ビジネスのマーケットとして、まだまだ広がりを見せています。

かなり小規模からスタートできるビジネスです。週末の空いた時間を利用して副業でビジネスをしているサラリーマンもいます。通販をメインにすることで店舗を保有することなく開業することもできます。結果として初期費用が少ないのが、このビジネスの大きな魅力です。ビジネスが軌道に乗ってくれば、修理だけではなくスマホケースの販売やスマートフォンボディへのデコレーションなど、スマートフォン関連の事業を展開することができます。

住宅の壁紙補修

一軒家やマンションの壁紙を修理する仕事です。経年劣化で部屋の壁が痛んでいる、タバコのヤニや汚れがひどいなど、部屋のリフォームや原状回復に対応するのを主な事業とするビジネスです。一般的な住宅だけではなく、不動産管理会社や病院など、法人との大型案件を契約することもあります。不動産管理会社からアパート一棟の原状回復を依頼される可能性もあります。

賃貸物件は、賃貸契約が終了して借り主が出ていったあと、すぐに次の人に部屋を貸せるわけではありません。大家さんは、長年人が住むことによって生じた部屋の劣化を補修し、原状回復させる必要があります。そのため、部屋の壁紙の原状回復は、定期的に必ず需要があるビジネスです。6畳の1Kの間取りなら、約2時間半で施工が完了します。1日2部屋の施工も可能です。単純作業なので、1人で独立することもできますし、夫婦で一緒に開業する人もいます。

リハビリケア

少子高齢化社会が進む日本では、今後ますます高齢者人口の割合が増加します。そのため、医療関係のビジネスは将来的に大きな需要が見込めます。そのようななかでおすすめできるのが、訪問医療としてマッサージやリハビリのお手伝いをするリハビリケアのビジネスです。
高齢になってくれば足腰が弱くなるので、病院に行きたくても行けない人が増加していきます。寝たきりになり、満足に運動ができず、1日中ベッドで寝ているだけの生活を強いられるケースもあります。このような自由に行動できない人の自宅に伺って、マッサージやリハビリを行います。ニーズが確実にあり、店舗を持たずに仕事ができるのが大きな魅力です。地域医療にも貢献でき、社会問題の解決とビジネスを兼ね備えたやりがいのある仕事です。

個人塾・家庭教師

少子高齢化が進むなかで子どもの人数が減少していくことにより、教育はマンツーマンで行うのが当たり前の時代が来ました。1クラス30人から40人で授業を行う時代とは異なり、生徒一人ひとりと向き合いながら、効率よく勉強を教えることができます。子どもに勉強を教えるのは難しそうに思えるかもしれませんが、塾で教える場合や家庭教師においては、教員免許は必要ありません。学習の要となるテキストや教材は豊富にありますので、事前に授業の予習をしっかかりと行えば未経験者からでも参入できます。

小学校は6年間、中学校3年間の学習をする必要があります。ですから、一度顧客を獲得することができれば、長期的に安定した収入を得ることが可能です。個人塾なら広い店舗を必要としませんし、家庭教師なら生徒の自宅に訪問しますので事務所も不要です。

2020年度からは小・中・高と行政による教育改革がスタートしています。大学に入学するためのセンター試験は廃止となり、大学入学共通テストに移行します。大学の入試形式が変わることによって、その影響は小・中学校の教育にも及ぶでしょう。将来的には小学校で行われる英語の授業は、日本語を介さずにすべて英語で行うことが計画されています。めまぐるしく移り変わる教育環境の中で、受験戦争を戦う人にとっては個人塾や家庭教師の重要性はさらに増すでしょう。

リペアビジネス

リペアビジネスとは、車の内装や外装など、車まわりをリペア(修理・修復)するビジネスです。内装ならハンドルやダッシュボード、外装ならボディーのへこみやバンパーの修復など様々な部分を取り扱います。ライトやウィンカー部分の透明なプラスチックやガラスについてしまった黄ばみや曇りを除去することもあります。国連の演説でMOTTAINAI(もったいない)という日本語が話題になったように、「捨てない」「壊さない」という、ものを大事にする気持ちに対応するビジネスです。

基本的に顧客のところに出張して仕事をしますので店舗の家賃がいりません。固定費を抑えられるのが出張型の仕事の大きな魅力です。出張型の仕事と聞くと、個人宅に伺って車を修理するのを想像するかもしれません。しかし、取引先としては中古車販売業者などの法人がメインです。継続的な需要がある市場で、顧客に満足してもらえれば次につながりやすく、安定的に案件を確保できます。常に新規顧客を求めて営業に大部分の時間を取られることはありません。
修理業のため在庫を多く抱えることはありません。修理に必要な材料はありますが、小売のように商品が売れ残って自宅に段ボールの山ができる惨事は回避できます。材料費も少なく、粗利は売上げの約9割程度と言われています。
営業未経験、業界未経験から参入する人が多いのもポイントです。参入障壁が低いので、50代、60代になってからでもビジネスを始めることができます。重い荷物を持つ重労働や立ち仕事でもないので、体にも優しいです。

仕事の多様性を活かす

ビジネス分野が多様化している現代では、サラリーマンのときに気づかなかった盲点となる仕事がたくさんあります。日常の業務に忙殺され、転職や独立は難しいという思い込みに支配されているなら、むしろチャンスです。意外なところで、稼げる自分に適した仕事が見つかるかもしれません。「自分は若くないから」と考えている人でも、独立できるビジネスはまだまだたくさんあります。独立を考える際は、ぜひ参考にしてみてください。