ホイールリペアの未来

ホイールリペアのこれから

車を運転していれば、どんなに優れたドライバーでもホイールにキズをつけてしまうことがあります。
車愛好家に限らず、中古車を扱う新車ディーラーや中古車販売店、サービス業とも言えるバス・タクシー会社などは、ホイールのキズや歪みはキレイにしたい潜在ニーズがあります。

ところがまだまだ、「ホイール修理は時間がかかって高価である」というホイール修理に対する印象は払拭されていません。

そして潜在ニーズはあるのに、ホイールを修理・復元するという考え方にならないケースも多々あります。

だからこそホイールリペアは、大きなビジネスチャンスがあると言えます。

では、どれくらいの市場なのか、見ていきましょう。

◆ホイールリペアの市場について動画でもご覧いただけます◆

全国の自動車保有台数、中古車登録台数

全国にどのくらい自動車があるかご存知ですか?
全国の自動車台数が約6,400万台です。

乗用車、乗合車(バス)はもちろんですが、例えば、特殊用途の中でも霊柩車はお別れの荘厳な儀式に使う車です。
ホイールにキズや歪みがあったまま、役目を全うするわけにはいかないでしょう。

また、自動車台数のうち中古車台数は、約580万台。
中古車市場で売買される場合、ホイールの美しさは車の評価対象になります。

このように見ていくと、中古車販売をしている新車ディーラーや中古車販売店、タイヤ・ホイール販売店以外にも、市場が存在し開拓の余地が多分にあることが分かります。

中古車市場

では中古車市場に焦点を当てて、ホイールリペアの可能性を見ていきましょう。

中古車の販売台数は、2017 年で年間250.3 万台と増加傾向です。
※ カーセンサー中古車購入実態調査2017 年より

http://www.recruit-mp.co.jp/news/180516_01.pdf

中古車の購入先は新車ディーラーがトップ

中古車販売は中古車専門のディーラーが扱っていると思っている方も多いかと思いますが、実は中古車販売数は、後から参入してきた新車ディーラーがトップなのです。
新車ディーラーは新車も扱っていますので、同じ敷地内に傷や内部の汚れがそのままになっている中古 車を扱うことを嫌がります。
もともと、傷や汚れがないのが当然の新車を扱っているため、中古車を見る目も厳しくなり、販売前に内部の入れ替えなども行います。
新車ディーラーで中古車を購入する人が増えているということは、こうした整備された中古車を好む層 が増えているとも言えます。
この傾向は今後も増えていくでしょう。

車の買い替えは平均6 年ごと

普段車を使っている方が車を買い替えるタイミングはどのくらいなのでしょうか?
10 年以上で買い替える人が約20%程度で、そのほかの80%の人が1~10 年以内で買い替えるそうです 。
平均はおよそ6 年。
この間、無傷な車は皆無に等しく、新車ディーラーも中古車販売店も修理・整備が必要となります。

6割の人が必ず実車を確認して購入

下の表をご覧いただくとお分かりかと思いますが、およそ60%の人が実際に車を確認してから購入しています。
たくさんの中古車が出回っている中、より吟味していることが伺えます。

ネットで調べてお目当の車だけを見にいく傾向

購入の際の訪れる店舗数は、なんと1 店舗という人たちが6割近くです。
インターネットでお目当の中古車を見つけ、その車が販売されている店舗にだけ足を運ぶという行動の 表れでしょう。
インターネットでモノを調べる時代の象徴とも言える買い方です。

清潔さ・傷のなさが購入の決め手

買い替える時に重視している項目は一体なんだと思いますか?
不動の「走行距離」「事故・故障歴の有無」「年式」を除いて、次に重視しているのが「内装の清潔感」と「外装の傷の有無とツヤ感」なのだそうです。
これは車検の残り時間よりも重視されています。

市場からわかるホイールリペアのニーズ

さて、ここまで全国の自動車数・中古車市場について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
新車ディーラーが中古車販売にシフトしていることからも、中古車市場が伸びていることがお分りいただけたかと思います。

購入者の目線から見ると、調べて調べてやっと「欲しい」と思った中古車を見に行ったのにタイヤのホイールに傷や凹みがあったら?
欲しいと思えないので購入をしないでしょう。

新車ディーラーや中古車販売店の目線で見ても、せっかく訪ねてくれた顧客の購買意欲を下げないためにも車の価値が下がった状態で販売することは避けたいはずです。
ホイール4本を新しく交換すれば見栄えは良くなりますが、かなりの金額がかかり利益は薄くなっていきます。

※ 出所 調査実施期間:マクロミル 2017 年実施